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大学倶楽部・工学院大

地下道に情報発信スペース誕生 東京五輪エンブレムデザインの野老さんら記念対談

西新宿の地下道に設置されたデジタルサイネージ。野老さんデザインのファサードが映し出されている
総合教育棟ファサードのレプリカが展示された「KU−SITE」
東京五輪エンブレムを映しながら、デザインについて語る野老さん(右)と千葉教授

 東京・新宿駅から都庁方面に向かう西新宿の地下道に7月21日、工学院大学の情報発信スペース「KU−SITE(キューサイト)」がオープンした。55インチ(縦72センチ、横125センチ)モニターを3台連ねた大型デジタルサイネージ(電子看板)の左右には、2020年東京五輪エンブレムのデザインで知られる野老(ところ)朝雄さんが手がけた同大八王子キャンパス(東京都八王子市中野町)総合教育棟のファサード(建物の正面)のレプリカが展示されている。

     「KU−SITE」は同大新宿キャンパスの地下道に面した壁に設置された全長11.3メートルのスペース。同大や同大附属中学・高校の活動、研究実績などを、地下道の通行人に向け発信していく。

     野老さんのファサードが設置された総合教育棟は、12年に完成。いくつもの円がくり抜かれた鋼板が光や風を透過させ、角度や照明によって建物に変化を生んでいる。「KU−SITE」では同棟に使われた4パターンのデザインを本体と同じ素材で作製し、展示している。

     また同日、同大建築学部が今年開設5周年を迎えたのを記念し、総合研究棟を設計した千葉学・東京大学教授と野老さんの対談が同大新宿キャンパスで行われた。

     野老さんはファサードのデザイン過程を説明。ランダムに並んでいるように見える穴の中心同士を線で結べば、正三角形や正方形、正五角形になるように配置されていることを図で示すと、会場から驚きの声が上がった。野老さんにデザインを依頼した千葉教授は「単純な図形で、見たことがないものを作り出すのが野老流。五輪エンブレムを見た瞬間、すぐに野老作品だと分かった」というエピソードを披露した。【上杉恵子】

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