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大学倶楽部・明星大

公式HP:https://www.meisei-u.ac.jp/ 所在地:〒191-8506 東京都日野市程久保2-1-1 電話:042-591-5670

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シェイクスピア没後400年記念国際シンポ 10月2日開催 17世紀の初版本一挙公開

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明星大所蔵の「ファースト・フォリオ」 拡大
明星大所蔵の「ファースト・フォリオ」
大学資料図書館内の書庫。貴重書の「ファースト・フォリオ」が保管されている 拡大
大学資料図書館内の書庫。貴重書の「ファースト・フォリオ」が保管されている
大学が所蔵する貴重書の背表紙 拡大
大学が所蔵する貴重書の背表紙

 「ハムレット」「マクベス」などで知られるイギリスを代表する劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの没後400年を記念した国際シンポジウムとワークショップが10月2日に明星大学で開催される。

 シェイクスピア研究者として知られる同大の住本規子教授が主催するシンポジウムには、京都大学の廣田篤彦准教授とシェイクスピア研究の中でも読者研究の第一人者であるフランス国立科学研究センターのジャン=クリストフ・メイヤー教授が参加。シェイクスピアの戯曲をまとめて出版した最初の作品集「ウィリアム・シェイクスピア氏の喜劇、史劇、悲劇」(ファースト・フォリオ)で、世界で最も書き込みが多い同大の蔵書から、その内容を読み解く講演が行われる。続くワークショップでは、参加者全員がフォリオのレプリカやファクシミリ本でシェイクスピアを読み、通常のテキストで読むことと比べてどのように違うかなどを味わう。住本教授は「2016年、日本の私たちがどのような言葉や人間のありようをシェイクスピアから取り込んで人生の一部にしているかを仲間と語り、共有することで、400年続いてきたシェイクスピア読者の営みを祝いたい」と話している。なお、このシンポジウムでは、実物を講師と共に鑑賞するプレイベントも開催される。

 同書は17世紀に出版され、世界でおよそ230冊しか現存しない貴重資料。明星大では世界で2番目に多い10冊を所蔵し、今回はこれをすべて公開する。当時の書き込みを目の当たりにすると、400年前の読者の思いが現代によみがえってくるようだ。

 プレシンポジウムは午後0時30分〜同1時15分、同大資料図書館。シンポジウムとワークショップは、午後1時30分〜同4時30分、同大28号館204教室で無料。定員100人。参加希望者は専用ホームページから申し込む。問い合わせはメール(sh2016@hlib.meisei-u.ac.jp)で受け付ける。

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