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大学倶楽部・産業能率大

演劇、収穫疑似体験、チョコレート…子どもの野菜嫌いをなくすお手伝い

野菜を食べる子どもを見守る佐藤美沙紀さん(右奥)ら学生たち

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チョコレートソースをつけてみよう。野菜ソムリエ協会も推奨の食べ方
フェルトで作った野菜を大事に抱える子どもたち

 「食」をテーマに地域創生やマーケティングを学んでいる産業能率大学情報マネジメント学部の松岡俊教授ゼミの学生たちが、子どもの野菜嫌いをなくす取り組みを行っている。11月12、13の両日、湘南キャンパス(神奈川県伊勢原市)で開かれたイベントで、学生43人が「野菜戦隊ベジレンジャー」を企画し、上演した。悪役に連れ去られた野菜嫌いの子どもの母親を、野菜を擬人化したヒーローが助け出すストーリー。子供たちは身を乗り出してステージを見つめ、大きな声援を送った。小学1年の男の子(7)は「ピーマンは嫌いだけど、劇のピーマンはかっこよかった」と話した。

 グラウンドや教室を使って、野菜の収穫を擬似体験する体験型ゲームも実施した。ボール投げなどに挑戦し、成功すると宝箱からフェルトで作った野菜を受け取る。子供たちはニンジンや大根を自分で収穫した宝物のように大事に抱え、アトラクションに挑戦した。

 楽しかったゲームの後は野菜を食べる時間。ここにも、野菜嫌いをなくすためのアイデアを盛り込んだ。野菜ソムリエ協会が推奨する「野菜にチョコレートソースをつけて食べる」という方法だ。子どもたちはチョコレートソースにくぐらせたキュウリやニンジン、大根、パプリカをあっという間に完食した。

 イベントに協力したシニア野菜ソムリエの高崎順子さんによると、口に入れた瞬間にチョコレートの甘さが広がり、かんでいくと野菜の香りや味わいもしっかり楽しめ、子どものおやつにぴったりという。ゼミ長を務める同大情報マネジメント学部3年の佐藤美沙紀さんは「『野菜は嫌い』と言っていた子がおかわりしてくれたのがうれしかった」と話した。学生たちは子供たちが野菜を食べる様子や親との会話を記録し、行動分析を行ったうえでマーケティングの研究に生かしていく。

 子どもの野菜嫌いをなくす取り組みは今回で5回目。2日間で延べ72人が参加した。取り組みには野菜ソムリエコミュニティかながわやと明治が協賛している。指導する松岡教授は「親と子の行動、会話、つぶやきをつぶさに観察、記録する今回のような行動観察型イベントを通じて、ゼミ生のマーケティング力を格段に向上させたい」と話した。

産業能率大

公式HP:http://www.sanno.ac.jp/
所在地:〒158-8630 東京都世田谷区等々力6-39-15
電 話:03-3704-9040

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