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大学倶楽部・龍谷大

農業用ため池でソーラー発電 一般家庭24戸分、年間200万円収入

洲本市が所有する農業用ため池に完成し、池面に浮かぶソーラー発電所

 兵庫県洲本市が所有する同市五色町鮎原塔下の農業用ため池にソーラー発電所が完成し、1月30日、関係者ら約40人が出席して式典があった。市や龍谷大学などが推進する地域貢献型再生可能エネルギー事業の第1号施設となる。

     龍谷大は市と連携して地域活性化や地域の課題を解決する取り組みをしている。市内には約7000カ所の農業用ため池があり、池を有効活用して地域貢献型再生可能エネルギー事業を推進することにした。事業主体は龍谷大の教員らが設立した非営利型会社「PS洲本」(洲本市)。市内の金融機関から融資を受けた。

     発電パネルは池の水面に浮かべる方式で、ため池面積の3分の1の約1000平方メートルに280枚を設置。発電所の出力は73キロワットで、年間発電量が約8万6000キロワット時。一般家庭24戸分で使用する電気を発電する。全量を関西電力に売電し、年間約200万円の収入を見込んでいる。事業費は2100万円。

     ため池は地元の農家12人でつくる田主(たず)が管理し、約11ヘクタールの田畑に水を供給している。発電所施設の維持管理業務の一部は田主に委託し、売電収益は地域活性化のために役立てられる。

     PS洲本社長の白石克孝・龍谷大政策学部教授は「地域の再生可能エネルギー資源を有効活用することで地域に貢献し、洲本市が再生可能エネルギーや食の持続ができることを発信したい」と話している。【登口修】

    龍谷大

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