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産業能率大の同好会「世田谷地域交流ラボ」は4月15日、東京都世田谷区の深沢二丁目緑地で、子どもたちの遊びを支援するワークショップを開催した。
学生12人と近所の幼児や児童46人の計58人が参加。青空の下、ブルーシートの上でお絵かきや折り紙を楽しんだ。虫探しをしたグループは、溝で大きなカエルを発見。恐る恐る見つめる子どもたちに、経営学部2年の田原渉さん(19)はカエルを手に乗せ「怖くないよ。優しくしてあげてね」と声をかけていた。
同好会を指導する経営学部の中村知子教授は「学生にとっても、CSR(企業の社会的責任)や地域貢献を学ぶ貴重な場。今後も地域の皆さんに喜んでもらえるイベントを企画していきたい」と話した。
同大とキャンパスのある世田谷区は2016年5月、人的交流や地域社会の発展を目的に包括協定を締結した。今回のイベントも、同好会と公園の有効活用を進める世田谷区公園緑地課とが共催した。9月にも同様のワークショップを開催する予定だ。