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台湾からの来訪者向けの観光パンフレットを水戸市が作成し、茨城大の留学生も協力した。既存のパンフレットの翻訳版ではなく、市内在住の台湾出身者にお勧め情報を紹介してもらったのが特徴。現地の旅行会社などに1万5000部を配布する。
A4判カラー8ページ。移住者や茨城大留学生らが「台湾の人が好む」スポットを、顔写真と経歴付きで紹介している。梅祭りで有名な偕楽園では「隠れた名所」の竹林を掲載。他にもアジサイ園や特大フルーツパフェが食べられる店を選ぶなど、ユニークな視点で構成されている。使用する漢字も台湾の表記にした。
2015年に367万人だった台湾からの訪日観光客数は、昨年は416万人に伸びている。市は「富士山や京都などの名所は既に巡っている人々を、水戸に呼び込みたい」と話している。【根本太一】