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大学倶楽部・茨城大

アフガニスタン留学生が母国の歴史や現状を授業 県立並木中等教育学校で

授業をするアハマディーさん

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 茨城大学大学院のアフガニスタン留学生、サデクラー・アハマディーさんが6月14日、茨城県つくば市の県立並木中等教育学校で訪問グローバル交流授業をし、高校2年生にあたる5年生約150人に、母国の歴史や現状、日本との関係について講義した。

 同大による高大連携の一環。同大は現在、国際協力機構(JICA)のプロジェクトの一つとしてアフガニスタンから留学生7人を受け入れており、今年度から食の国際化にかかわるコースも農学部に新設するなどグローバル人材の育成を進めている。一方、同教育学校は、県内の公立校唯一のユネスコスクールとして、世界中の学校と地球規模の諸問題を考える教育をし、中高一貫教育を生かした探求力・論理力を育むカリキュラムの開発にも取り組んでいる。今回の授業は、こうした状況を踏まえて同大から提案した。

 アハマディーさんは英語で、大国の覇権争いの犠牲になってきたというアフガニスタンの歴史を紹介し「住民は常に恐怖と緊張に襲われて生きてきた」と述べた。そのうえで、自分が研究している養鶏の生産力向上の技術が祖国の復興につながると指摘し「食糧自給ができることを願っている」と語った。また、栄養失調などの対策として水路造りを進めた日本人医師のエピソードに触れ「みなさんが今後どのような進路に進むにせよ、各分野で貢献できることがある」と呼びかけた。

 同教育学校の飯田直哉さんは「生活用水の確保が深刻な課題になっていることは知らなかった。自分も将来、アフガニスタンを訪れてみたい」と英語で謝辞を述べ、会場をにぎわせた。

茨城大

公式HP:http://www.ibaraki.ac.jp/
所在地:〒310-8512 水戸市文京2-1-1
電 話:029-228-8111

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