- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
芝浦工業大学は7月8日、インターンシップで来日中のインド工科大(IIT)の学生と日本人学生との交流イベント、異文化PBL(課題解決型授業)を開いた。東日印刷(本社・江東区)などが招いたIITの学生11人に加え、芝浦工業大や津田塾大、東京理科大、東京都市大、神田外語大などの学生計32人が参加。東京五輪・パラリンピックで増加が予想される訪日客のための宿泊施設、交通機関などの問題解決を考えた。
4~6人のグループに分かれた学生らは、英語を交え討論。審査の結果、外国人に役立つ観光情報などを提供する翻訳機能付きのアプリ開発を提案したチームが最優秀賞に輝いた。このチームの東京電機大3年、大塚勇人さん(20)は「初めて会う人たちとの英語も交えた話し合いは難しかったが、だんだん打ち解け楽しかった」と笑顔を見せた。IITのアムラグ・ディングラさん(21)は「議論を通して日本の学生の意見を知ることができてよかった」と話した。【丸山仁見】