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大学倶楽部・茨城大

1年生50人と学長が直接意見交換 授業や設備に率直なコメント続々

懇談会は三村学長(左)との対話形式で進められた

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選択式の質問にリモコン装置で回答する学生
回答結果は瞬時にグラフで示され、それをもとに対話を深めた

 茨城大学の1年生約50人が7月24日、三村信男学長と直接意見交換を行った。学長と学生の懇談会は1年に2回行われており、その場で挙がった意見や要望は後日、対応状況を学生たちに示している。

 懇談会ではまず、三村学長が学生に選択式で質問を投げかけた。「入学時の各種ガイダンスはわかりやすかったですか」という質問には16人が「わかりやすかった」、22人が「一部わかりにくいところがあった」、9人が「あまり理解できなかった」と回答。その結果を受けて学生たちが個別に意見を述べていった。

 「わかりにくい」と思った点としては、「一気にいろんなことを説明されて、整理するのが大変だった」「実際に窓口に言ってみると、説明と違うところがあった」などの具体例が挙がった。出席した教育統括の太田寛行・副学長は「今年初の取り組みも多かったので、みなさんの意見を参考に、説明内容や構成を改善したい」と述べた。

 また「大学に入って、『期待以上だった』と思った点はありますか」という質問には、半数以上の27人が「ある」と答え、特に図書館本館の設備を評価する声が多く聞かれた。一方、「残念に思っていること」については、37人が「ある」と回答。「女子学生が少ない」「工学部・農学部は1年生のときに研究室訪問ができず、モチベーションが下がってしまう」といったソフト面から、「サークル棟の電気の修繕工事に時間がかかりすぎている」「駐輪場が少ない」「グラウンドに芝が欲しい」「コインロッカーがあると便利」といったハード面まで、多くの不満や要望が寄せられた。

 また、「授業科目の履修の自由度が少ない。もっといろんな授業を選びたい」という意見も数人から寄せられた。共通教育担当の教員は、「1年生の前期は、これからの学習の基礎となる科目を取ってもらうため、選択の余地が少なくなっている。後期になると自由度が高まる」と説明した。

 三村学長は「『いろいろ勉強したいと思って入ってきたのに』と、がっかりしてしまうことは確かにあるだろう。だが同時に、早くから専攻分野に触れることで、基礎の必要性を理解することも大切だ。個々のさまざまな状況を想定して、改善する必要があると感じた」と語った。

 意見交換は2時間以上にわたり、活発な議論が交わされた。意見・要望に対する大学側の回答や対応は、後日掲示板や同大のホームページなどで周知する。

茨城大

公式HP:http://www.ibaraki.ac.jp/
所在地:〒310-8512 水戸市文京2-1-1
電 話:029-228-8111

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