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大学倶楽部・茨城大

女性活躍のために有効な政策を議論 学生と水戸市職員がワークショップ開催

学生と市職員がいっしょになって議論したワークショップ
統計データの分析やヒアリングなどを通じて考えた政策をプレゼンテーションする学生

 茨城大は7月28日、学生と水戸市職員が、女性の活躍を支援するための政策についてともに考えるワークショップを開催し、学生・研究生16人と水戸市職員8人が熱い議論を交わした。

     同大人文社会科学部の後藤玲子教授のゼミと同市情報政策課・男女平等参画課は2016年から、統計データなどを使った政策立案・運営の共同研究を進めている。その一環として初めて今回のワークショップが企画された。

     前半は学生が今春から調査・分析してきた成果を発表した。このうち、水戸市を調査したグループは、同市の女性管理職の割合が全国の中核都市の中で高くないことを指摘。中核都市のデータを基に、女性管理職割合と全職員に占める女性の割合や採用者割合に相関関係があることを示した。また、女性管理職率の高い市へのヒアリングなどを実施し、女性向け説明会の開催、ダイバーシティ(勤務時間などの多様化)、テレワーク(ITを使った場所や時間にとらわれない働き方)の導入などの具体策を挙げた。発表した学生は「各市の公開データが比較可能な形ではなく苦労した。その中で、水戸市は参照しやすい形でデータを公開していて印象的だった」と振り返った。

     後半は政策実現へのグループワークに移った。学生から「取得の進まない男性の育児休業について、1日間からお試しできる制度を作っては?」との案が出されると、市職員から「そこから1週間、1カ月と段階的に延ばしていく仕掛けが必要」「その期間に本当に育児をしたかのチェックもあるべきだ」といった意見が出て、議論が深まっていた。後藤教授は市に「すぐできるアイデアも出た。ぜひ実際に取り入れてほしいし、実現したら教えてほしい」と要望した。

     ゼミ長としてグループワークのファシリテーター(議事進行役)を務めた3年生の土岐稜さんは「調査してきた成果は発揮できた。新しい考え方や視点も得られた。就職活動では、給与面だけでなく育児休暇の取得率などもチェックして企業を選びたい」と話した。

    茨城大

    公式HP:http://www.ibaraki.ac.jp/
    所在地:〒310-8512 水戸市文京2-1-1
    電 話:029-228-8111

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