メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

大学倶楽部・ビジネス・ブレークスルー大

日本とアフリカのビジネスウーマンが交流 6カ国の代表が麹町校舎で議論

懇親会を終え、記念撮影するパネリストや来場者ら
自身が経営するカフェについて語る下和田さん
アフリカにおける女性の企業家育成の現状を紹介するシャンタルさん

 ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学麹町校舎(東京都千代田区)で8月2日、日本とアフリカの交流イベント「アフリカ女性企業家と人材育成」が開かれた。国際協力機構(JICA)が日本に招いたアフリカ5カ国(カメルーン、ガーナ、ナイジェリア、南アフリカ、ザンビア)の行政官と企業家の女性計16人による議論に、BBT大生や一般来場者約50人が耳を傾けた。

     パネルディスカッションでは、カメルーンの行政官と起業家、BBT大学大学院を2014年に修了し、東京都港区でアフリカをテーマとしたカフェバーを経営する下和田里咲さんが、各自の業務やビジネスについて英語でプレゼンテーションした。

     下和田さんはアフリカをテーマに選んだ理由を「最初に仕事を始めた時のビジネスパートナーがアフリカ人だったから」と説明。心のよりどころのない人が集まれる場にしたいと「アフリカとメンタルヘルス」をテーマに2年前にカフェを始めたものの、そのパートナーが昨年、突然姿を消してしまい、窮地に陥ったことにも言及した。カメルーン手工業省の事務次官、シャンタル・マルセ・エプセ・ンジェパン・ンバジョンさんも「人材確保はアフリカでも大きな課題だ」と下和田さんの話に共感を示した。

     「アフリカでは女性が活躍するための人材育成プログラムが充実している」と話すシャンタルさんは、女性企業家向けの研修制度を導入するなど、働く女性をサポートしている。シャンタルさん自身も仕事と子育てを両立させており、「カメルーンでは多くの女性は子どもを5、6人産み、働いている。男性も育児に積極的で、保育園も整備されている」と自国の現状を紹介した。

     会場からは「アフリカで女性が起業家としてキャリアを積むのは、どんな難しさがあるか」「行政の女性支援策は?」といった質問が寄せられ、活発な議論が展開された。特に、育児と仕事とのワーキングバランスについてはパネリストと来場者双方から発言が相次ぎ、「日本の方が遅れているように感じる」という声も聞かれた。

     進行役を務めたBBT大学の炭谷俊樹教授は「日本では女性は家を守るべきだという保守的な考えが残っている部分もあるが、女性が働きやすい環境を整えることが急務だ」と議論を締めくくった。

     続く懇親会には来場者も参加し、パネリストらに積極的に話しかけていた。10代の女性は「国際コミュニケーションに興味があって参加した。アフリカの女性たちがバリバリとビジネスをしている話を聞いて、アフリカに対するイメージが変わった」と感想を述べた。

    ビジネス・ブレークスルー大

    公式HP:http://www.school.ohmae.ac.jp/
    所在地:〒102-0084 東京都千代田区六番町1-7
    電 話:03-6271-0757

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 暴行容疑 「ごみ屋敷」片付け女性に激高 61歳住人逮捕
    2. ORICON NEWS 今度はサザエさんが高校生に マスオが一世一代の公開告白
    3. 詐欺容疑 カツ丼平らげ「無銭飲食しました」自ら110番
    4. 世界大学ランキング 東大、過去最低46位に THE発表
    5. 大阪市下水工事 数億円不正の疑い 業者、安い資材で差額

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]