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大学倶楽部・茨城大

終戦の日 鈴木名誉教授が戦争体験講演 戦禍忘れず語り継ぐ

戦後の窮乏生活を振り返る鈴木暎一・茨城大名誉教授

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 戦後72年の終戦の日を迎えた8月15日、茨城県内各地で戦没者の追悼と世界の平和を願う催しが開かれた。参加者たちは、あの戦禍を忘れず、語り継ぐ意志を改めて強くしていた。

 水戸市緑町2の県立歴史館では、茨城大学名誉教授の鈴木暎一さん(78)が、市内の児童と保護者ら約100人に自身の戦争体験を講演した。

 鈴木さんは終戦当時小学1年生で、水戸空襲(45年8月2日)の数日前に水戸市から笠間市に疎開。空襲で自宅は全焼した。終戦直後、空襲の恐れがなくなり、夜間に電灯をつけられたことに感動したという。

 その後は食糧難に見舞われ、進駐軍の兵士が列車の窓から投げた缶詰を子供同士で取り合ったり、他人の畑からサツマイモを盗んで生でかじったりした体験を明かし、「空腹のつらさを思い出すと、今も涙が出る」と振り返った。

 鈴木さんは最後に、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とする国連教育科学文化機関(ユネスコ)の憲章前文を読み上げ、改めて平和の大切さを訴えた。【根本太一】

茨城大

公式HP:http://www.ibaraki.ac.jp/
所在地:〒310-8512 水戸市文京2-1-1
電 話:029-228-8111

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