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大学倶楽部・茨城大

「幼小中連携」の実例を紹介 教員ら180人参加し初の交流会

180人の教員らが講演に聴き入った

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ワークショップでは実際に教材を使って、授業を体験

 幼児期から中学校までの学びの連続性を考える「第1回茨城大学教育実践交流会」が8月10日、同大水戸キャンパス(水戸市)で開かれた。同大付属幼稚園・小学校・中学校の教員のほか、県内外の幼稚園や小学校教諭など約180人が参加し、意見を交わした。

 まず基調講演として、東京学芸大学付属竹早小学校(東京都文京区)の彦坂秀樹副校長が「幼小中連携」の実例を紹介した。同大付属幼稚園竹早園舎(同区)の副園長でもある彦坂氏は「幼小中の全教員が連携研究会の部会に所属し、カリキュラムの改善につなげている」と自校での成果を披露。「互いの文化を尊重しながら、子供の抱える問題・変化を共有し、連携を図ることが大切だ」と語った。

 「幼児教育から小学校に学びをつなげる教材開発と指導のポイント」と題した講話では、新井英靖・茨城大学教育学部准教授が登壇した。魚釣りをしながら学ぶ算数、絵と平仮名のカードを組み合わせた国語など、遊びを取り入れた授業を例に、教える側の狙いと子どもの主体的活動を合致させる工夫の重要性を説いた。

 続くワークショップでは、園児や低学年の児童に文字を書かせるための教材を参加者たちが体験した。斎木久美・同学部教授は「地面から集めたパワーが逃げていかないように、足を床にくっつけたまま字を書きましょう」と、姿勢を維持することが難しい子供の興味を引き付け、楽しませながら文字を書かせる方法を紹介した。

 参加者からは「幼小中連携という言葉は聞いたことがあったが、具体的なイメージが浮かんでいなかった。交流会で子供への接し方や教員同士の関わり方などの実例を知り、大変参考になった」といった声が聞かれた。

 同大では、幼児教育を担当する教員ポストを今年度新設するなど、幼児教育から初等・中等教育までを連続的にとらえた教材開発、指導の研究・実践に取り組んでいる。交流会も今後、定期的に開催する予定だ。

茨城大

公式HP:http://www.ibaraki.ac.jp/
所在地:〒310-8512 水戸市文京2-1-1
電 話:029-228-8111

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