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大学倶楽部・上智大

外国語学部伝統の「語劇祭」 今年は4言語で12月10日に開催

イスパニア語劇の熱のこもったけいこ風景
語劇祭のポスター

 上智大学外国語学部の学生が12月10日、専攻する語学による「語劇祭」を開催する。第8回を迎える今年は、従来からのイスパニア語、ロシア語、ポルトガル語の3言語に加え、英語学科も初めてゲスト参加する。

     3言語の学科には語劇サークルがあり、毎年この時期の公演を目指して活動している。ほとんどの学生が、大学で初めて触れた言語を駆使しての舞台に挑戦。その過程で、語学力だけでなく、その言語圏への深い理解を身につけていく。

     今年のイスパニア語劇は、スペインの不条理演劇の作家フェルナンド・アラバールの作品「戦場のピクニック」(1952年初演、上演時間約60分)。出征中の息子のところへ両親がピクニックにやって来るという不思議な状況を通し、戦争の愚かさを伝えるユニークな作品だ。現役部員はわずか4人だが、照明、字幕操作、小道具などに4年生4人の手を借りて、準備を進めている。

     ポルトガル語劇は、同学科卒業生で、現在は非常勤講師の宮入亮さんが学科生の時に書いたオリジナル脚本「マッチ売りの少年」(同2006年、約60分)を、計11人で再演する。リオデジャネイロのスラム街に生きるストリートチルドレンの、貧しくともたくましく生き抜く姿が見どころだ。

     ロシア語劇は、ミハイル・ブルガーコフ作「赤紫の島」(同1928年、1時間10分)とミハイル・クズミーン作「花嫁選び」(同07年、10分)の2作品に27人で挑む。「赤紫の島」は上演許可を得るために、戯曲を検閲官に見せなければならなくなった劇場の混乱を描く劇中劇。両作品とも国内初上演で、「花嫁選び」は日本語訳も未出版。パントマイムの要を取り込んだ小品だ。

     英語学科は、小川公代准教授のクラスで学ぶ22人が2チームに分かれ、別々の劇でコンペを行い、出演チームを決める。いずれのチームも授業で学んだ階級や移民、ジェンダーといったテーマを掘り下げ、原作を改変して問題提起する予定だ。

     上映はすべて字幕付きで入場無料。予約不要。英語劇が午前10時半、イスパニア語劇が午後0時半、ポルトガル語劇が3時、ロシア語劇が6時開演。また本番に先立ち、ゲネプロも一般公開される。英語劇が12月4日午後7時10分、ポルトガル語劇が5日6時50分、ロシア語劇が6日6時15分、イスパニア語劇が8日6時50分から。いずれも同大10号館講堂で。

    上智大

    公式HP:http://www.sophia.ac.jp/
    所在地:〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
    電 話:03-3238-3179

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