- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
成城大学は11月25日、学生同士が学業や生活面で支え合う「サポーター」の活動で他大学の事例を学びながらその活動について討議する「Seijo Supporters’ Forum 2017~成城×立命館~」を開催した。サポーター活動で歴史と伝統のある立命館大学をゲストに招き、他校も含めた教職員や学生ら約130人が相互連携や課題について考えた。
成城大学のサポーター活動は、留学生や障害を持つ学生の支援、文献検索やリポートの書き方などの学習支援、図書館の利用促進やキャリアを考える重要性の発信など多岐にわたる。多様な価値観とバックグラウンドを持つ仲間との共同作業を通じて、より豊かに視野を広げることができ、延べ約220人が得意な能力と個性を生かしている。
この日のフォーラムでは、立命館大学の浅野昭人教学部事務部長が同大の取り組みについて講演。両大学サポーター・団体もおのおの活動を紹介した。また、両大学生サポーターによるパネルディスカッションが実施され、「一方的な支援ではなく、年齢が近い学生同士だからこそ、同じ目線の高さでサポートできる」という活動意義が改めて確認された。参加した学生は「課題も含めて共有できた情報を今後に生かしたい」と話していた。
全面的に大学側がサポーターを支援する事例はまだ少ないといい、今後は各サポーター団体の横のつながりを強化して大学全体のサポートコミュニティーを作っていく。