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大学倶楽部・名古屋市立大

リノベで街づくり 学生が商店の空き時間で朝ご飯屋

運営する高原さんら名古屋市立大の学生たち

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メニューの鯛茶漬け

 JR名古屋駅(名古屋市中村区)の西側に広がる通称「駅西地区」で、名古屋市立大の学生たちが毎週末の午前5時から、朝食の店を開いている。街づくりを勉強する傍ら、実際に町おこしを体験しようと10月から活動を始め、来年1月14日までの期間限定店だ。今月10日に開くシンポジウムで中間報告を行う。

     店は「駅西あさごはん」。駅西銀座通商店街にある「やきとり竹橋」の店舗を借り、土日曜の午前5~9時に開く。メニューは鯛(たい)茶漬け(500円)とコーヒー(200円)。食材は商店街の中で購入している。評判を呼び、現在は1日約50人の客が来るという。

     開店のきっかけは昨年の名市大のシンポジウム。同大3年の高原潮さん(21)は「その中で提案された『リノベーション(新たな活用)による街づくり』を事業化しようと考えた」という。壊して新しい物を作るのではなく、今ある街並みを利用して町おこしを--との考えだ。

     名古屋駅太閤通口(西口)には高速バスの発着所があるが、早朝に着いても付近にはファストフード店しかない。そこで、需要があるはずと見込み、有志8人で朝ご飯の店を開くことにした。

     運営では新しい手法を取り入れた。店舗は、商店の空き時間を利用して借りる「ヤドカリ商法」を活用し、格安の家賃で営業する。約50万円の開業資金も、インターネットで寄付金を募るクラウドファンディングで集めた。

     社会実験なので、3カ月でいったん閉める。高原さんは「僕らが行ったのは一つの提案。地元の方々による街づくりのきっかけになれば」と話す。

     12月10日の名市大シンポジウムは「リニア駅上部空間をめぐるパークマネジメント戦略」と題し、2027年のリニア中央新幹線開通後の駅西地区をどう発展させるのかを、専門家を交えて話し合う。中村区役所講堂で午後1時開会、無料。【黒尾透】

    名古屋市立大

    公式HP:http://www.nagoya-cu.ac.jp/
    所在地:〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
    電 話:052-853-8328

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