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大学倶楽部・追手門学院大

川端康成館パネル 学生らが英訳 簡単な単語で功績紹介 6月ごろ展示

翻訳した展示パネルの内容について発表する学生ら

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 大阪府茨木市ゆかりのノーベル文学賞作家、川端康成の功績を紹介する「川端康成文学館」(茨木市上中条2)の展示パネルを、追手門学院大の学生が英訳した。英訳したパネルは、6月ごろに展示される。

     川端は1899年、大阪市生まれ。幼いころに父母を亡くした後、祖父母に引き取られ、旧制茨木中学(現・府立茨木高校)を卒業するまでを現在の茨木市で過ごした。「伊豆の踊子」「雪国」などの代表作で知られ、1968年にノーベル文学賞を受賞した。

     文学館は、85年に開館。遺品や原稿、写真のほか、生涯をたどる文章が書かれたパネルなど約400点の資料を展示している。

     今回の英訳は、市と連携して、外国人観光客に文学館に足を運んでもらおうと企画された。地域創造学部の2年生20人が英訳を手掛け、同大で1月に成果発表があった。

     学生らは翻訳したパネルの内容をスライドで映しながら、川端の作家としての歩みを英語でスピーチ。菊池寛に認められ、横光利一らと同人誌「文芸時代」を創刊したことなどを紹介した。

     極力難しい単語を使わず、どの国の観光客が来ても読みやすい翻訳を心がけた。作風に多大な影響を与えたとされる、22歳の時に女性から告げられた「一方的な別れ」は「one sided separation」と表現した。

     学生のリーダー役を務めた地域創造学部2年、松尾有起さん(19)は「両親の死を乗り越え作家として成功したことを初めて知った」と振り返り、「訪れた多くの国の人に、川端康成の生涯を知ってほしい」と話した。【加藤佑輔】

    追手門学院大

    公式HP:http://www.otemon.ac.jp/
    所在地:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
    電 話:072-641-9590

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