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「沖縄からアジアへトビタテ!留学JAPANプロジェクト」派遣学生報告会を開催

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「沖縄からアジアへトビタテ!留学JAPANプロジェクト」で派遣された9人の学生 拡大
「沖縄からアジアへトビタテ!留学JAPANプロジェクト」で派遣された9人の学生
報告会で発表する本底曜さん 拡大
報告会で発表する本底曜さん

 官民で学生の留学を支援する文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の2017年度第7期後期地域人材コース「沖縄からアジアへトビタテ!留学JAPANプロジェクト」の派遣者報告会が2月9日、琉球大学で開催され、参加者9人が現地で学んだことを発表した。

 同プロジェクトは、留学費などの事業費を対象の地域企業の寄付でまかない、運営、人選、プログラムの内容も地域で設定。地域発展に貢献することを目的としている。今回派遣された9人は、琉球大5人、明治大1人、神戸市外国語大1人、立命館アジア太平洋大2人。

 報告会には学生や支援企業の社員、関係者ら約60人が参加した。派遣学生のうち、マレーシアの旅行会社でインターンシップをした同大工学部2年の本底曜さんは「生まれ育った日本、沖縄が世界的にどのような位置か知ることができた」と話した。今後、観光産業科学部への転学を考えているという。将来の夢を「世界的に大きな市場である東南アジアの人々を沖縄へ呼び込みたい」と語った。

 また、ベトナムでホテルサービスを学んだ同部4年の西里千秋さんは「日本のホテルサービスは語学力がまだまだだと感じた。しかし、接客は日本の方がすごいと感じる。将来は会いたくなるコンシェルジュを目指して頑張りたい」と力を込めた。

 報告会後の懇親会では、学生たちが関係者から激励され、今後の活躍を誓っていた。

 その他の参加者は次の通り。

 ▽琉球大学=友寄夏帆さん(法文学部2年)山里涼葉さん(同学部3年)大浜里穂さん(観光産業科学部学部3年)

 ▽明治大学=喜屋武盛真さん(経営学部3年)

 ▽神戸市外国語大学=首里舞音さん(外国語学部3年)

 ▽立命館アジア太平洋大学=宮平松宗さん(国際経営学部3年)大城優奈さん(アジア太平洋学部3年)

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