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大学倶楽部・宇都宮大

「カラス博士」定年、最終講義 杉田昭栄・農学部教授

最終講義で、これまでのカラスの研究を振り返る宇都宮大の杉田昭栄教授

 「カラス博士」の愛称で親しまれ、3月末で定年退職する宇都宮大農学部の杉田昭栄教授が3月3日、宇都宮市峰町の同大で最終講義を開いた。「ただいまカラスの勉強中-カラス学の勧め-」と題し、カラス研究を始めたきっかけや最新の研究成果などを紹介。学生や卒業生ら約250人が熱心に耳を傾けた。

     杉田教授はカラスを生態学や行動学、社会問題など六つの観点から解説。カラスは、鳥類の中でも優れた視覚を持ち、脳の大きさが体重比でヒトに近く、「理性的な動きができ、高い思考能力がある」と話した。ゴミ荒らしや騒音などの社会問題にも触れ、カラスの群れを誘導する最新の実験を挙げて、説明した。

     杉田教授は、これまでの研究を振り返り、「ゴールが見える研究もいいが、(カラスのように)思わず出合った不思議や興味で研究データを増やすと、尽きることのないわくわくを感じることができる」と語った。

     杉田教授は、1952年岩手県雫石町生まれ。76年に宇都宮大農学部を卒業し、千葉大大学院医学研究科を修了。宇都宮大に勤務し、95年から同大教授となった。専門は動物形態学、神経解剖学。

     3日の最終講義を聴いた、杉田教授の研究室出身の宇都宮大OG、随念麗子さん(40)は「昔と(教授の)様子が変わらず、20年近くたったとは思えない」と懐かしそうに話していた。【野田樹】

    宇都宮大

    公式HP:http://www.utsunomiya-u.ac.jp/
    所在地:〒321-8505 宇都宮市峰町350
    電 話:028-649-8172

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