大学倶楽部・目白大短期大学部

歯科衛生士養成へ「歯科衛生学科」の19年度新設を申請 3年制、定員60人

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新設予定の実習室と専門設備(完成予定イメージ) 拡大
新設予定の実習室と専門設備(完成予定イメージ)
緑豊かな都心のキャンパス。4年制大学と同じ敷地内にあり、幅広い交流が可能だ 拡大
緑豊かな都心のキャンパス。4年制大学と同じ敷地内にあり、幅広い交流が可能だ

 目白大学短期大学部は、歯科衛生士を養成する歯科衛生学科(仮称)の新設に向け、3月30日付で文部科学省に設置認可を申請した。女子のみの3年制で、定員は60人。2019年4月の開設を予定している。

 歯科衛生士は歯科医師を補助し、歯科疾患の予防処置や指導などを担う。治療の準備作業などを行う歯科助手が資格不要なのに対し、歯科衛生士は国家資格が必要な専門職だ。学校や介護の現場で歯科保健指導を行うなど、単独で活動する場面もある。

 口の中を清潔に保つことは、健康寿命を延ばす鍵として認知され始めている。高齢化に伴い、口腔(こうくう)ケアの知識と技術を持つ人材育成が急務だと判断し、同短期大学部は学科新設を決めた。歯科医療の知識・技術、全身医学・口腔面の構造や治療法を学んだのち、3年次にはワークショップ形式の講義なども実施。チーム医療の場での連携や自ら問題を解決する力など、応用力を習得できるカリキュラムを構想している。

 また、東京23区内では唯一、4年制総合大学に併設された短期大学部であることを生かし、目白大の各学科と連携。心理・福祉・保健医療・看護といった関連の深い分野の科目を履修することで専門性を高めるとともに、コミュニケーション力やマナー、教養を磨く。

 新設に向け、診療現場と同様の設備を持つ実習室などを学内に整備する。近隣の病院、歯科診療所や小中学校、福祉施設が臨床・臨地実習の受け入れ先となるなど、実践的なスキルを養う環境を整えていく。

 同短期大学部は昨年末に、歯科衛生学科(仮称)特設サイトを設置し、本格的な準備に取りかかっている。油谷純子学長は「歯科衛生士は、女性が生涯にわたって資格を生かせる専門職だ。チーム医療の一員として多職種と協働することも多いので、社会人としてのマナーや教養も身につけられるカリキュラムを提供したい」と話している。

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