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大学倶楽部・北海道教育大

へき地・小規模校教育フォーラム開催 学生が実習成果発表

へき地校体験実習報告会で成果を発表する学生ら
ポスターセッションで質疑に答える学生ら

 北海道教育大は札幌市中央区にある同大札幌駅前サテライトで、学生がへき地・小規模校での体験実習の成果発表などを行う「へき地・小規模校教育フォーラム」を開催した。同大教職員や学生のほか、道内教育関係者、大阪教育大学や弘前大学など他大学関係者を含む44人が参加した。

     北海道では、小中高の学校の多くがへき地校に指定されている。同大は学生の意識喚起のため、正規の教育実習以外にへき地校体験実習を選択科目にしている。昨年度は、札幌校、旭川校、釧路校の各キャンパスに通う教員を目指す2~4年生130人が道内28市町村57校の協力を得て、1~2週間の体験実習を行った。

     3月8日に行われたフォーラムは、体験実習の報告会、ポスターセッション、担当講師による講演の3部構成で行われた。報告会では、学生らが複式学級の授業実習の難しさや各校の特色ある実践事例を発表した。

     沿岸地域にある北海道釧路町の昆布森(こんぶもり)小学校で実習を行った学生は、地域の自然や文化、産業に関わりながら課題を解決する「磯の学習」や、昆布干し体験学習、魚の調理実習など特色ある授業を説明した。富良野市の布部(ぬのべ)小中学校で実習した学生は、教職員の協働性や児童生徒との関わり、小中9年間を見通した教育課程の工夫など、併置校ならではの実践例を紹介した。ポスターセッションでは、6人の学生が実習成果を発表し、その場で行われた約10分間の質疑に答えた。

     最後に、同大学校・地域教育研究支援センターでへき地教育研究支援部門を担当する芳賀均講師が「へき地教育の発展を目指した実践研究と今後の課題」と題して講演した。音楽教育分野を専門とする芳賀氏が、音楽演奏を通した学生の成長とへき地での地域貢献の成果を実演も交えて発表した。また、「音楽と理系領域」「音楽と国語」「音楽と体育」など、教科横断的な取り組みの可能性についても言及した。

     フォーラムは、同大が中心校の一つとして進める教員養成の高度化支援システムを構築する「HATO(ハト)プロジェクト」の一環として実施された。HATOはプロジェクトの中心となる4大学、北海道教育大のアルファベットの頭文字「H」、愛知教育大の「A」、東京学芸大の「T」、大阪教育大の「O」に由来する。

    北海道教育大

    公式HP:http://www.hokkyodai.ac.jp/
    所在地:〒002-8501 札幌市北区あいの里5条3丁目1-3
    電 話:011-778-0210

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