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学生がまちづくりの事例報告 SNSで特産品PRなど 愛知県知多市で

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パネルディスカッションをした三浦准教授(写真左)、マイケルさん(中)、中谷さん 拡大
パネルディスカッションをした三浦准教授(写真左)、マイケルさん(中)、中谷さん

 愛知県東海市、大府市、知多市の市議会議長らで構成する知多北部議長会の議員研修会が8月8日、「若者によるまちづくりの意義と可能性」をテーマに知多市勤労文化会館で開かれた。事例報告として、名古屋市立大学人文社会学部1年生の2人が登壇。参加した3市議ら100人を前に、自ら取り組んできたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使った特産品PRや炭焼き文化の継承活動を発表した。

 2人はダルモ・マイケルさん(18)と中谷唯人さん(18)。研修会ではまず、同学部の三浦哲司准教授(35)が講演。その後に2人が20分ずつ発表し、最後は3人でパネルディスカッションをした。

 マイケルさんは岐阜県美濃加茂市の出身。幼い頃にフィリピンから日本に来て、地域の人たちに支えられながら育ってきた。高校時代には地元の特産品「堂上蜂屋柿」の担い手不足が深刻化する状況を目の当たりにし、PR活動を展開。「自分を育ててくれた故郷・美濃加茂市に恩返しがしたい」との思いから、SNSで発信し続けたかいあって、知名度の向上や全国の高校生との新たな交流につながったという。

 中谷さんは津市の出身。高校時代に所属した科学技術部での海や森林の保全活動をきっかけに、現在もさまざまな環境保全の活動に携わっている。そうした活動のひとつに、炭焼き職人への「聞き書き」を通じた、森の木から炭が作られるまでの過程の詳細な記録づくりがある。中谷さんは今後も炭焼き職人への訪問を重ね、炭焼き文化の伝承に取り組んでいく決意を披露した。

 2人には「素晴らしい活動」「将来が楽しみ」など称賛の声が相次いだ。質疑応答では「これまで、どのような人たちと出会い、何を学んできたか」「どのように仲間を巻き込んでいるのか」など、多くの質問が寄せられた、2人は丁寧に答え、次のステージへの飛躍を目指していた。

 マイケルさんは「参加者が最後まで熱心に聞いてくれたうえ、発表後には個別に話もでき、貴重な機会となった」、中谷さんは「温かい励ましの言葉ももらい、これからの活動の励みになった」と話した。

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