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大学倶楽部・金沢工業大

「世界を変えた書物展」 貴重本など137点展示 東京・上野で24日まで

貴重本が並ぶ「知の森」の展示スペース。手前の書物はコペルニクスの「天球の回転について」の初版本

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図書館をイメージした「知の壁」のエリア

 金沢工業大は東京都台東区の上野の森美術館で「世界を変えた書物展」を開催している。同大ライブラリーセンターが所蔵するコペルニクスが地動説を記した「天球の回転について」など自然科学に関する貴重な初版本を中心に137点を展示する。9月24日まで。

 会場のメインとなるのは、貴重本102点を紹介する「知の森」のエリア。森をイメージした空間に、万有引力の法則が初めて記されたとされるニュートンの「自然哲学の数学的諸原理」やレントゲンがX線の発見について記した「新種の輻射(ふくしゃ)線について」の初版本などを、解析幾何、力・重さ、物質・元素、電気・磁気、原子・核など13のカテゴリーに分け展示している。

 そのほか、図書館をイメージした空間に建築に関する貴重本や書簡を集めた「知の壁」のエリアや、貴重本のレプリカに触れられるコーナー、自然科学の系譜を表したモニュメントも配置されている。

 会場構成や展示デザインは、同大建築学部の宮下智裕准教授のゼミナールに所属する学生15人と院生6人の計21人が担当。同大ライブラリーセンター顧問の竺覚暁(ちく・かくぎょう)教授が選本した。学生らは会場が東京に決定した今年3月から準備を進めてきた。自然科学になじみがない来場者にも分かりやすく、歴史を身近に感じられる展覧会を目指したという。展示されている貴重本は写真撮影も可能だ。

 同大は図書館(現ライブラリーセンター)の核として、1977年から工業を学ぶ上で芯となる自然科学に関連する貴重本の収集を開始した。活版印刷が始まった1450年代以降の本を対象に現在約2000点を所蔵している。2012年から、金沢、名古屋、大阪の各会場で今回と同様のテーマの展覧会を開いてきた。来年9月には福岡での開催も予定している。

 展覧会は午前10時~午後5時。入館は閉館30分前まで。入場無料。問い合わせは同大企画部(076・246・4784)。【丸山仁見】

金沢工業大

公式HP:https://www.kanazawa-it.ac.jp/
所在地:〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
電 話:076-246-4784

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