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大学倶楽部・日本薬科大

秩父の魅力や将来を研究・発表 サイエンスアカデミーを開催

研究成果を発表する永山さん(奥右)
パネルディスカッションで議論する野沢特任教授(奥左)と発表者ら

 日本薬科大は10月13日、埼玉県秩父市の秩父看護専門学校で「秩父サイエンスアカデミー」を開いた。NPO秩父百年の森、秩父樹液生産協同組合との共催。市民ら100人を前に、学生や地元高校生、NPO職員らが秩父地方の研究の成果を発表したりディスカッションをしたりし、秩父の魅力や将来の可能性などを探った。

     同大は以前から、両団体と秩父地域の林業振興のため、山林に自生している薬木・キハダを活用したサイダーなどの商品開発に取り組んでいて、今回はその「キハダプロジェクト」と関連した研究の集大成の場として実施した。

     この日の第1部は発表会。同大薬学科6年の中村実香さんが「秩父産キハダの機能性」と「ナメコの炎症抑制作用」、同、永山なつみさんが「秩父地域における民間伝承薬の聞き取り調査と比較研究」について説明。ほかに、秩父農工科学高校3年の扇原辰拓さんが「秩父第三の蜜の機能性」、同組合の吉本隆久さんが「カエデの樹液量と環境変化」について報告した。

     続く第2部は「これからの秩父の魅力開拓と深化(資源の探求と環境の共存から考える)」をテーマにしたパネルディスカッション。コーディネーターは同大の野沢直美特任教授が務め、パネリストには第1部の発表者に同市森づくり課・町田秀夫課長が加わり、研究を始めたきっかけ、秩父の新たな魅力や課題、将来に向けた抱負について議論した。最後に同大の高野文英教授が全体の講評・総括を述べて終了した。

     永山さんは「この研究を通じ、民間薬や伝承的治療法を後世に伝えていく必要があると感じた。秩父の魅力と共に、大学との関わりも深めていきたい」と語った。

    日本薬科大

    公式HP:http://www.nihonyakka.jp/
    所在地:〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室10281
    電 話:0120-71-2293

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