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学生相談と学内連携を考える カウンセリングセンター60周年記念シンポ開催

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シンポジウムに登壇した(左から)山崖氏、増子氏、北島氏 拡大
シンポジウムに登壇した(左から)山崖氏、増子氏、北島氏

 日本女子大学カウンセリングセンター60周年記念講演・シンポジウム「大学教育と青年期の心理的成長-大学コミュニティにおける学生相談の役割と学内連携について考えるー」が10月28日、同大新泉山館大会議室で開催され、他大学の学生相談関係者ら約120人が参加した。

 同センターは1958年に創設された。同大創立者・成瀬仁蔵が「教育とはその自己の中にある力を発展せしめることにある」と願い、何よりも人としての教育を大事にしていた思いを体現する場所として、単なる支援ではなく「一人一人の教育の場」として、今日まで発展してきた。

 講演会では、約40年にわたり学生相談に携わってきた元津田塾大学教授でウェルネスセンターカウンセラーの山崖俊子氏が「学生相談が青年期の学生たちの心理的成長にどのような役割を果たしているのか」と題して講演。学生相談は「安定した他者」の存在を支えにして「わたし(主体性)を育てること」であり、そのためには「変わらない存在としてキャンパスの一隅に存在し続けることに意味がある」と指摘した。

 続くシンポジウムでは、山崖氏に加えて、同大専任研究員で准教授の北島歩美氏、同大名誉教授の増子富美氏が登壇。教職員の信頼関係に基づいた学内連携により学生の成長が支援され、それが女性の社会における自己実現につながり、卒業後も心の支えとなっていることを語った。参加者からは「同大の伝統と魅力を感じることができた」などの感想が聞かれた。

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