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第96回全国学生相撲選手権大会(毎日新聞社、日本学生相撲連盟、日本相撲連盟主催)は11月4日、東京・両国国技館で団体戦が行われ、決勝で東洋大学が日本体育大学を3-2で破り、3年連続6回目の優勝を果たした。3連覇は2004~06年の日本大学以来、12年ぶりで、東洋大は初めて。日本大学と近畿大学が3位。
主将、流れつかむ
団体戦で3連覇を果たした東洋大。主将の西野選手は「誰かが負けても、みんなでカバーできた」と振り返った。
前日(3日)の個人戦で、深井選手が負傷し、先鋒(せんぽう)を1年の干場選手が務めた。しかし、決勝では干場選手がいきなり敗れ、リードを許した。ここで意地を見せたのが、二陣に座った西野選手だ。西野選手は昨年の大会の個人戦で3位に入ったモンゴル出身のデルゲルバヤル選手を破り、五分に持ち込んだ。これでチームは波に乗り、中堅の中嶋と副将の城山の両選手が連勝した。【飯山太郎】