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大学倶楽部・久留米大

大人の発達障害 理解と支援へ、働きやすい職場づくりを 大江センター長が講演

職場での発達障害をもつ人への理解や支援の仕方について講演する大江センター長

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 職場のメンタルヘルス対策の向上につなげようと福岡県久留米市は11月21日、同市百年公園の久留米リサーチ・パークで講演会を開いた。事業所や行政職員など約100人が参加した。大江美佐里・久留米大学病院カウンセリングセンター長が「職場における大人の発達障害の理解と支援」と題して語り「仕事内容と本人の発達特性のマッチングが重要」などと訴えた。

 大江さんは、注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)など発達障害の特性を紹介。複数のことを同時にこなすのが苦手だったり、空気を読めずに思いつきの発言や正論で相手を傷つけてしまったりするという。

 また、対人交流が苦手な人が、倉庫での荷物運搬・出荷といった単純作業で、日本人的な空気を読む必要のない外国人労働者と仲良く働いているなど本人が職場に満足している具体例を紹介。一方、発達障害と学歴は全く関係ないため「高い学歴から能力があると見込まれて入社し、失望されるとうまくいかなくなることが多い」と指摘。「社員の持っている能力をどう生かすかが鍵」と述べた。

 市内の製造業(社員約250人)の安全衛生担当の男性(46)は「社内にも発達障害で困っている人がいるかもしれないと思った。みんなが働きやすい職場づくりをしていく必要がある」と話した。【安部志帆子】

久留米大

公式HP:http://www.kurume-u.ac.jp
所在地:〒830-0011 福岡市久留米市旭町67
電 話:0942-71-7510

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