ローソンは近江米「みずかがみ」を用い、龍谷大農学部と共同開発したおにぎり2種を、滋賀県内のローソン158店舗限定で販売している。両者は昨年12月、「新しいお米のカタチプロジェクト」を発足し、近江米を使った商品開発などを進めてきた。販売期間は今年末まで。
白だしに昆布だしを加えた「和風だし飯おにぎり」と、ブイヨンをベースにオリーブオイルの隠し味が利いた「洋風ブイヨン飯おにぎり」で、いずれも1個税込み110円。具材もなく、のりも巻かないシンプルなおにぎりで、同社は「お米本来の味とだしで勝負する」とPRする。
12月6日に県公館で開かれた試食会で、龍谷大の伏木亨教授や学生らとおにぎりを食べた三日月大造知事は「おいしい。毎日、買いたくなるような味だ」と太鼓判を押した。
ローソンは近江米の米粉で作ったロールケーキ(税込み200円)も販売している。【北出昭】