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大学倶楽部・立命館大

早川一光さんを語る会 わらじ医者、功績たたえ 次男ら思い出披露 450人参加

早川一光さん(左)との思い出を語る次男岳人さん

 地域密着の訪問診療で京都の「わらじ医者」と親しまれ、今年6月2日に94歳で亡くなった医師の早川一光(かずてる)さんを語る会が12月15日、京都市中京区の立命館大朱雀キャンパスであった。早川さんを慕う約450人が参加。地域・在宅医療の先駆者の功績をたたえ、志をどう引き継ぐか話し合った。実行委員会と立命館大地域健康社会学研究センターの主催。

     早川さんは1948年に府立医大を卒業し、50年に西陣の住民が出資して創設した白峯診療所に招かれ、26歳で所長に就いた。診療所は堀川病院(上京区)に発展して院長・理事長を務め、認知症をいち早く社会問題に取り上げるなど、戦後を代表する名医として知られた。

     会場では、「西陣の医療 ともに見た夢」「地域医療のバトンを引き継ぐ」「認知症と向き合う」などをテーマに早川さんにゆかりのある人たちが思い出を語った。佐久総合病院(長野県)診療部長の北澤彰浩さんは学生時代、早川さんと一緒に訪問診療した際に「『患者を診るだけでなく、家族全体を診るのが訪問医療』と教えられたことが医師としての糧になっている」とエピソードを披露した。

     早川さんの次男で同センター長の岳人さん(49)は取材に「疾病だけではなく、病人を囲む生活環境も診なければならないとの信念が父にはあった。『自立』『自守』『自衛』『共生』や、『自分の体は自分で守ることが大事』との言葉をいつも口にしていた」と振り返った。早川さんは自宅で妻に手を握られ、家族が見守る中で息を引き取ったといい、「多くの人にしのばれ、多方面に顔を出した父の影響力の大きさを感じた」と述懐した。【中津川甫】

    立命館大

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