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大学倶楽部・久留米大

筑後信金が情報誌「ここんにき」創刊 学生が企業インタ・表紙デザイン

創刊した「ここんにき」を手にする筑後信用金庫の江口理事長(前列左)、久留米大の伊佐淳教授(同右)、同大の学生(後列)

 筑後信用金庫(福岡県久留米市東町)が、久留米大の協力を得て地域経済情報誌「ここんにき」を創刊した。学生が企業インタビューや表紙デザインなど製作に関わっているのが特徴で、同信金独自の景気動向調査も掲載。地域の中小企業経営者と学生に「出会いの場」を提供し、地域経済の活性化に貢献したいと企画した。

     一昨年12月に同信金と同大が締結した包括連携協定に基づく事業の一環。創刊号はA4判25ページで、1000部製作し、今後も5月と11月の年2回発刊する予定。「ここんにき」とは方言で「このあたり」という意味で、筑後地区を元気にしたいとの思いを込めた。

     地域の人口減少や就職期の人材流出が課題になる中、同信金の江口和規理事長は「取引先の中小企業からは深刻な人手不足の悩みを多く聞く。久留米大の人材と地域の中小企業をつなぐ役割を担いたい」と述べた。中小企業には自社のPRや地域の景気動向を把握してもらい、学生には地域の中小企業を知るきっかけにしてもらう。

     製作に関わった学生は8人。「サクラみそ食品」(同市梅満町)を取材し紹介した文学部3年、塩崎南菜さんは「ホームページだけでは得られない情報をたくさん知ることができた」と振り返る。経済学部3年の松岡数馬さんは学生と元学生(40代以上)の意識の違いを調べて紹介した。表紙をデザインした文学部3年の寺地宏美さんは「久留米絣(かすり)をイメージした。多くの人に見てもらいたい」と話した。

     景気動向調査では、同大教授3人の監修で、独自の景気動向指数「ちくしん指数」を開発。同信金の主な営業エリアの久留米、八女、筑後、朝倉、うきは、広川、大刀洗、筑前の5市3町に本社がある中小企業108社に調査。経営者に▽外食の回数▽業務上のチャンス▽従業員への支給ボーナスの増減――などを聞いて算出した。

     情報誌は同信金の営業店や同大などで無料配布し、同信金のホームページにも掲載している。【高芝菜穂子】

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