第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合優勝を果たした東海大学の優勝報告会が1月10日、同大湘南キャンパス(神奈川県平塚市北金目)であり、多くの学生らが「箱根初制覇」を祝福した。
両角速(はやし)監督は「地元を通るレースで日本一になろうと思ってやってきた。やっと期待に応えることができた。2連覇、3連覇できるようにしたい」とあいさつ。駅伝チームの主将で9区を走った湊谷春紀選手(4年)は「チーム全員で勝ち取った総合優勝。4月からさらに高いところを目指してほしい」と後輩の活躍を期待した。
他の選手たちは「大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)を制して3冠を成し遂げたい」などと今後の抱負を語った。会場の噴水前広場には多くの学生らが駆けつけ、母校の活躍をたたえていた。【渡辺明博】