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青春バイブル、再考 文学部のゼミ生が意見交わす

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「ライ麦畑でつかまえて」の原書を読む立教大文学部のゼミ 拡大
「ライ麦畑でつかまえて」の原書を読む立教大文学部のゼミ

 「主人公は、相手のことや周囲のことを考えすぎた結果、自分から距離を置いてしまう。でも、孤独にはなりたくない。私も考え込んでしまう方なので、気持ちがわかる、と思いながら読みました」。東京・池袋の立教大文学部のゼミで、学生たちが原書を手に意見を交わした。

 ここで取り上げられているのは、米国の小説家、サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」。日本でも「ライ麦畑でつかまえて」のタイトルで青春小説の代表格として長く読み継がれてきた。日本での初訳は約70年前だが、2003年の村上春樹さんによる新訳の刊行も出版界の話題になった。

 サリンジャーの生誕から今月で100年。あす公開される伝記映画では、戦争の時代にデビューし、自身も過酷な戦場体験に苦しんだ作家の姿が繰り返し描写されている。戦争と死、喪失が重い影を落としている作品を改めて読んでみた。【井田純】

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