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大学倶楽部・女子美術大

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家族展 自由闊達、奔放で鮮やか 自閉症の作家・樋口雄太さん 姉智子さん作品も

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家族展を開いた(左から)雄太さんと母明子さん、姉智子さん 拡大
家族展を開いた(左から)雄太さんと母明子さん、姉智子さん

 発達障害のある作家の樋口雄太さん(21)と姉智子さん(24)らの創作作品を紹介する「Up in the air 樋口雄太と家族展」が福岡県大野城市下大利のカフェ&ギャラリー「レ グラン」で開かれた。智子さんは女子美術大でビジュアルデザインを専攻し、「日常」をテーマに写真や言葉の作品を手掛けている。

 雄太さんは3歳の時に広汎(こうはん)性発達障害(自閉症)と診断され、8歳から障害者の芸術活動を支援するNPO法人コミュニケーション・アート(松澤佐和子理事長)で絵を学び始めた。2017年の県障がい児者美術展で佳作となるなど才能を開花させ、現在は生活介護事業所に通所しながら創作に励んでいる。

 家族展は3回目で、雄太さんのアクリル画や智子さんの写真、母明子さん(53)と弟健太さん(15)のさをり織りなど約30点を展示した。

 雄太さんの絵は抽象画が中心で、指導する松澤さんは「自由闊達(かったつ)な線、奔放な構図、色彩が鮮やかで勢いがある。見る人が自由に感じてもらえればいい」と話す。

 展覧会名「Up in the air」は「未決定」「漠然としている」といった意味で、同じ作風にとどまらない雄太さんの今を表したという。

 智子さんは「額装などに父や長男も携わり、私たち『家族』の展示となった。一つの『家族』の形を感じてもらえたら幸いです」と話した。【桑原省爾】

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