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AIに特化した大学院の研究科開設 文理融合型の教育カリキュラム

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 立教大は国内初となるAI(人工知能)に特化した大学院の研究科「人工知能科学研究科」を来年4月に開設する。文系、理系を超えた文理融合型の教育カリキュラムで、AIやデータサイエンスなどに精通した、各分野で活躍できる人材の育成を目指す。

 人工知能学専攻の修士課程で、定員は63人。担当教員は9人で、AIが自ら学習を繰り返す機械学習の一つ「深層学習(ディープラーニング)」やデータサイエンス、脳神経科学、AIが抱える「ELSI(エルシー)」と呼ばれる倫理・法律・社会的な課題などに関する科目を開設する。

 機械学習やディープラーニングの本格的な学習▽社会科学とAIによる研究と人材育成▽産学連携による社会実装プログラム▽昼夜開講の社会人も学びやすい環境――などが特長。AIのエンジニアのほか、AIの関連知識を生かした業務活用や製品開発、サービスの企画者などの育成を図る。4月下旬、文部科学省に設置届を提出する予定。

 研究科は、主に社会人を対象とした同大大学院の「独立研究科」に設置。開設には同大理学部の若手教員約10人が携わった。

 AIは製造業や農業をはじめ、さまざまな分野の業務効率化や生産性向上につながるとされているが、日本は米国や中国に比べて研究開発や人材育成が遅れている。同大大学院人工知能科学研究科設置準備室室長で同大理学部の内山泰伸教授は「学生と社会人の双方が刺激し合い、社会課題の解決に向けた新技術を生み出してほしい」と期待を込めている。【丸山仁見】

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