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大学倶楽部・上智大

学生が企画 昭和レトロな「復刻版ソフィアノート」商品化

武田さんが企画したノートの表紙。裏に古い校章をあしらっている
大学ゆかりのレトログッズ(左)とともに店頭を飾る「復刻版ソフィアノート」

 平成の終わりに昭和レトロなノートを――。上智大学の学生が企画した「復刻版ソフィアノート」が商品化され、3月15日から販売されている。大学の先輩でもある父親が、学生時代に使っていたノートからヒントをもらったという「親子共作」の一冊だ。

     商品を考案したのは経済学部経営学科で、小阪玄次郎准教授のゼミに所属する武田慧(けい)さん(4年)。一昨年の春学期に、小阪准教授から「新しい大学グッズ開発」という課題を与えられた武田さんは、若者の間で盛り上がっている「昭和のレトロブーム」に着目した。「銭湯や純喫茶、駄菓子屋などが20代に受けているのを、肌で感じていました」と話す。

     昭和レトロをどう形にしようか悩んでいたところ、自宅で父親の古いノートを目にした。同大を1984年に卒業した父が学生時代に使っていたもので、スクールカラーのえんじ色の表紙が新鮮だった。持ち帰り、ゼミの仲間に見せたところ好評だったことから、ノートを企画することに決めた。

     武田さんはまず、ノートの使用実態調査に着手した。学内で100人を超える学生に声をかけ、ルーズリーフ派が8割を占めることをつかんだ。「しかしノート派も2割近くいて、学内にある書店の販売実績でも、ノートとルーズリーフが伯仲していることが分かりました」。需要は十分にあると判断した。

     「お父さんのノート」のデザインを参考に、表紙には表・裏ともに大学の英語名「SOPHIA(ソフィア)」の文字を大きく配し、裏表紙に昔の校章をあしらった。昭和時代のノートによく見られるIndex(目次)のページも作り、懐かしい雰囲気に仕上げた。

     「実際に書き込む面には、今のノートでは主流のドット付きケイ線を採用するなど、使い勝手にも配慮しました」という自信作だ。

     商品化する企画を選ぶため、一昨年末に11人のゼミ生がプレゼンテーションしたときには、惜しくも次点に終わった。しかし「このままお蔵入りさせるのはもったいない」と考えた小阪准教授の尽力で、紀伊国屋書店が製造してくれることになった。小阪准教授は「単にレトロブームに乗ったのではなく、現代に十分通用するデザインに仕上がっている。同窓生同士の親子の絆が伝わるところも魅力だ」と高く評価している。

     「復刻版ソフィアノート」は、同大四谷キャンパス(東京都千代田区)2号館地下の同書店で、1冊210円(税別)で販売されている。発売に合わせ、店頭には同大史資料室が保管するキャンパスの古い写真のポストカードや、ノートにも使われている旧校章をあしらったスプーンなど、大学ゆかりのレトログッズも展示されている。問い合わせは同書店(03・3238・3092)。

    上智大

    公式HP:http://www.sophia.ac.jp/
    所在地:〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
    電 話:03-3238-3179

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