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大学倶楽部・東京造形大

大学発、テキスタイルの新しい地図 4人の卒業生が合同展 東京・青山

「しけ絹」を素材とした作品を作り出した高松太一郎さん

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「1本の糸」でトルソーと壁を結んだ作品の前に立つ小野栞さん
普段は足元にある靴を見上げるインスタレーションに挑戦したジュコさん
藍染めの原料となる「すくも」を背に、藍が染め上がる工程を縄の色の濃淡で表現した作品を説明する楮覚郎さん

 アートやファッションの世界で活躍する東京造形大の卒業生4人の作品を集めた展覧会「東京、青山、テキスタイルの地図。」がスパイラルガーデン(東京・青山、スパイラル1階)で開かれている。世代、専攻、作風が異なる4人が「糸」というテーマで結びつき、それぞれの個性を発揮している。

     フランスの高級ブランド「クリスチャン・ディオール」でテーラーを務める高松太一郎さんは、在学中は絵画を専攻しながら服作りを学び、その才能を開花させた。今回は、自身の活動として取り組み続けている日本の伝統的な織物や技術を生かした創作を披露。「しけ絹」と呼ばれる独特の節のある絹地を使い、テキスタイルの持つ美しさと同時に身体の造形美を浮かび上がらせた。

     テキスタイル専攻領域を2017年に卒業後、同大大学院に進んだ小野栞(しおり)さんは、「1本の糸によるテキスタイルとしての衣服」の研究を続けている。今回の作品は、透明のトルソー(人台)に着せた服と、壁に貼られた同型の服が1本の糸でつながれている。「服のもと」が1本の細い糸であることを可視化させる試みだ。

     環境計画専攻からシューズデザイナーとなったジュコさん、徳島県で藍の栽培から藍染めの作品作りまでを一貫して行うチーム「BUAISOU」を率いる楮覚郎(かじ・かくお)さん(テキスタイル専攻領域卒)の作品も楽しめる。

     4月3日まで、午前11時~午後8時。無料。3月31日午後2時からはギャラリーツアーとトークイベントが開かれる。問い合わせは同大総合企画室(042・637・8755)。【上杉恵子】

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