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経営学部・岡部ゼミ 国際大会目指し、車いすソフトボールチームを結成

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投球の見本を見せる「群馬シャドウクレインズ」の新井陽介代表監督(右) 拡大
投球の見本を見せる「群馬シャドウクレインズ」の新井陽介代表監督(右)
練習には岡部ゼミの学生をはじめ、日本代表選手や地域の障害を持つ子どもらおよそ30人が参加した 拡大
練習には岡部ゼミの学生をはじめ、日本代表選手や地域の障害を持つ子どもらおよそ30人が参加した
練習会に参加する関東学院大岡部ゼミの学生ら 拡大
練習会に参加する関東学院大岡部ゼミの学生ら

 関東学院大学経営学部の岡部祐介ゼミが、10月に東京・有明で開催される予定の「東京国際車椅子(いす)ソフトボール大会」への出場を目指し、車いすソフトボールチームを結成。4月6日、日本代表選手を招いた練習会を行った。

 この取り組みは、同学部が企業視点をカリキュラムに取り入れた社会連携教育プラットフォーム「K-biz」の一環で、これに参画する中外製薬が協力し、神奈川県鎌倉市の同社研究施設を提供して行われた。指導や競技用具は、一般社団法人センターポールの支援を得た。

 練習会には岡部ゼミの学生のほか、関東車椅子ソフトボール協会の選手や、障害を持つ子どもとその家族ら30人が参加。センターポールの田中時宗代表理事(31)が競技用車いすの操作や基本的なプレーを指導した後、午後からはチームに分かれゲーム形式での練習に臨んだ。

 指導した車いすソフトボールチーム「群馬シャドウクレインズ」の代表監督・新井陽介さん(39)は「ポイントを意識して取り組めばすぐに上達できる競技。大会には障害を持つ選手がいないと出場できないため、チームだけでなく大学や地域が障害者をどう迎え入れるのかを意識するいい機会になる」と期待する。

 今回、初めて体験したという経営学部3年の中田幸虎さん(20)は「まずは競技に親しみ、障害者スポーツの魅力を自分たちの言葉で伝えられるよう練習を続けたい」と今後の抱負を述べた。

 車いすソフトボールは、一般的なソフトボールと主なルールは同じだが、1チーム10人で編成し、素手でプレーしやすいようボールサイズが大きいのが特徴。岡部ゼミでは「障がい者スポーツを通じた共生社会の実現」をテーマに研究を行っており、より実践的な理解を目指し、今年から車いすソフトボールでの活動をゼミとして取り組んでいる。

 東京国際車椅子ソフトボール大会は、2年前から開催されており、昨年はアメリカ代表や国内の地域チームなど12チームが出場。今後、月2回の合同練習のほか、平日のグループ練習を通じチームレベルを高め出場を目指すという。ゼミの指導をする同大の岡部祐介講師は「車いすソフトボールは障害の有無に関わらず一緒に楽しめる競技。学生たち自身が楽しみながら輪を広げられるよう指導を続けたい」と語った。【岩崎ひかる】

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