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東京都目黒区自由が丘の街の案内人として活動する産業能率大の学生団体「セザンジュ」が3月27日、同区から感謝状を授与され、贈呈式が行われた。自由が丘の街の道案内や巡回などの活動が地域の安全・安心の向上や犯罪発生件数の減少に貢献したと評価された。
セザンジュは仏語で「天使たち」の意味。自由が丘商店街振興組合の協力の下、同大の学生によって2009年に結成された。
現在は70人ほどの学生が在籍。東京都の治安改善事業の一環として、毎週日曜・祝日におそろいの制服を着用し、自由が丘の街頭に立ちながら、道案内や防犯活動の一環として巡回、イベントの参加などを行っている。
また、街頭での活動の際、来訪者から寄せられた声を基に子供連れの保護者や車いす利用者などが安心して利用できる自由が丘駅周辺の施設や店舗の情報をまとめた「お困り解決MAP」を制作し、自由が丘オフィシャルガイドウェブ【https://www.jiyugaoka-abc.com/】で公開している。
同区役所で開かれた贈呈式には、セザンジュの学生13人が出席した。同区の青木英二区長より、感謝の言葉とともに一人一人に感謝状が手渡された。感謝状を受け取った学生は「訪れた人に街の魅力を伝え、喜んでもらえることが楽しい」「マナーやホスピタリティーを学び、自分の成長につながった」と話していた。