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大学倶楽部・城西大

埼玉・坂戸の夏よさこい 昨年の経済効果1億3500万円 学生ら、調査し算出

「坂戸・夏よさこい」で街を練り歩く踊り子ら=実行委提供

 昨年8月に埼玉県坂戸市で開催されたよさこい祭り「坂戸・夏よさこい」が、約1億3500万円の経済波及効果を生み出したという調査報告を、城西大の学生らがこのほどまとめた。学生らは祭りの来場者らにアンケートを実施し、その結果を分析して算出した。監修した同大経営学部の高橋欣也助教は「県内の大学では初めてではないか。学生の分析を地域づくりに役立ててほしい」と話している。

     坂戸・夏よさこいは毎年8月に開催。東武東上線坂戸駅周辺を踊り子たちが練り歩き、音楽とともによさこいの華麗な演舞を披露する。昨年は県内外の38チームが参加した。

     調査は高橋助教が担当する授業「まちづくり」を受講する学生ら約350人が参加。昨年8月18、19両日に開催され約3万5000人(主催者発表)の人出があった坂戸・夏よさこいで、参加者や訪れた観光客を対象にしたアンケートを実施し、466人から回答を得た。その結果を、県統計課が作成した「経済波及効果分析ツール」を使って分析した。

     アンケートは、性別、年代、居住地に加え、飲食代や土産代、宿泊費、交通費など支出の金額や使途を調べた。その結果、来場者のほぼ半数は坂戸市内だったため宿泊費の支出はほとんどなかった。

     支出の大半は飲食代で、1人当たりの外食代が1517・9円、飲料代が483・6円。お土産・買い物代の支出はお菓子代29・6円▽農産物11・5円▽その他45円――だった。これらから、来場者全体の消費額を8260万円、祭りの開催経費を4100万円として、祭りで支出された合計金額を1億2360万円と算出。この金額が使われて生み出す経済効果を加えた経済波及効果を1億3541万円と試算した。

     学生らは「結果を今後の祭りの運営などに役立ててほしい」と昨年12月に祭りの実行委員会のメンバーや地元自治会役員らを招いて説明会を開催した。

     同大経営学部3年の橋本裕弥さん(21)は「お土産などの支出が少なく、近場のお客さんがほとんどと分かった。これらの課題を解決すれば、2億円の経済波及効果をもたらす祭りになるのではないか」と話していた。【仲村隆】

    城西大

    公式HP:http://www.josai.ac.jp/
    所在地:〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台1-1
    電 話:049-271-7712

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