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東洋学園大学英語コミュニケーション学科の児童英語教育ゼミ(坂本ひとみ教授)の学生は5月17日、地元・文京区本郷の民間学童保育「ツリー・アンド・ツリー本郷真砂」を訪ね、子どもたちに「グローバル英語体験」を行った。
この活動は、2020年度から英語が小学校でも正式な教科になることをふまえ、「英語嫌い」の早期化を防ぐことを目的に、昨年度から区内の学童保育の協力を得て実施している。同学童保育で初めての活動には小学1年生から4年生の10人と幼稚園児2人が参加した。「Hello world!」 をテーマに、外国人インターンが世界のあいさつを紹介したり、学生がカードを使った英語ゲームや英単語ビンゴを行ったりした。
子どもたちも意欲的に参加し、英語体験を楽しんでいた。60分の英語体験の最後に、世界140カ国の教師と生徒が参加している国際教育ネットワークのNGO「iEARN(アイアーン)」を通じ、オーストラリアの小学生に送るメッセージカードを作成。子どもたちは、知っている英単語を使ったり、学生にスペルを質問したりしながら、一生懸命メッセージを書き込んでいた。
企画・指導を担当した坂本教授は「英語への苦手意識を取り払うためには、子どもたちにはまず英語に親しみ、楽しく触れ、英語は世界への扉であること知ってもらうことが重要だ」と話す。同ゼミでは学童保育の他にも小学校や保育園での実習を定期的に行い、児童英語教育を研究する学生に学びの場を提供していく予定だ。