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桜美林大芸術文化学群の学生が、レコード会社の日本コロムビアの協力を得て、福岡を拠点に活動するポップビートバンド「図鑑」の楽曲「ゆら、ゆら、ゆら」のミュージックビデオ(MV)を制作した。銭湯を題材にしたテレビドラマ「のの湯」の主題歌にちなんで、風呂の日の26日から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。
今回のMV制作は、学生が自ら企画・実施する課題解決型プログラムの一環。同学群ビジュアル・アーツ専修の杉森順子教授の授業「芸術文化特講(デジタル映像制作)」の履修生14人が4月から企画提案や小道具制作、演出、撮影、編集など全てを担当。撮影は東京都町田市の同大町田キャンパスで行われ、図鑑のボーカルの平山カンタロウさんや同大チアリーディング部員などが参加した。平山さんと学生の作った人形が、キャンパス内でさまざまな学生に出会うMVは、楽曲の温かな雰囲気を表現している。
杉森教授は「プロの作品づくりに関わることで、学生たちは責任感を持って取り組めたと思う。今後も社会で役立つ経験を積んでもらいたい」と話した。監督を務めた桜美林大芸術文化学群2年の渋谷琴音さんは「絵コンテ作成や撮影など全てが初めての経験でとまどったが、皆の手を借りながら良いものができたと思う。作品制作の工程やそれに関わる人の動きなどを学ぶことができた」と語った。
MVはユーチューブで見ることができる。