- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

1994年の大虐殺で、80万人以上の民間人が殺害されたアフリカ中部の国・ルワンダ。日本の戦災復興から学ぼうと、同国の女子大学生がクラウドファンディングで寄せられた資金を元に、東京外国語大に招かれた。約10カ月の留学中、沖縄や広島にも足を運んだ。「日本での経験を、平和構築の活動に役立てたい」と誓い、7月中旬、母国への帰路についた。
ルワンダ南部にあるプロテスタント人文社会科学大で平和紛争研究学を専攻するルワンダ人女性のムレカテテ・シュクルさん(25)。「戦後、日本がどのように発展したのか知りたい」。東京外国語大が中心となり実施した留学資金の一部を募るクラウドファンディングで、対象者に選ばれ、ムレカテテさんら2人の留学が実現した。
この記事は有料記事です。
残り1109文字(全文1427文字)