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大学倶楽部・金沢工業大

越日工業大生とのインターンシップ 報告会でユニークな解決策提案

成果発表会の様子

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新たな回転ずし店のレイアウトを映したスライド
日本語で表情豊かに発表するチャン・ティ・キム・ガンさん(右)

 金沢工業大とベトナム・ホーチミン市の越日工業大の学生がペアを組んで行われたインターンシップ成果発表会が9月12日、金沢工業大扇が丘キャンパス(石川県野々市市)で開催された。受け入れ企業の関係者50人を含む約80人が参加し、発表に聴き入っていた。

     インターンシップは、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内での日系企業の優秀な人材を確保するため設立された日アセアン経済産業協力委員会による拠出金事業として、17年度から毎年9月と3月に実施している。今回は越日工業大から参加した3年生20人が金沢工業大の学生とペアを組み、9月2~6日に関東、関西、東海、北陸の企業15社で課題の発見と解決策の提案に取り組んだ。

     学生たちは2会場に分かれて成果を発表した。越日工業大でレストラン管理を学ぶチャン・ティ・キム・ガンさん(20)は金沢工業大大学院バイオ・化学専攻の納(おさめ)祐一さん(23)とペアを組み、回転寿司コンベアシステムで国内シェア6割を超える石川県白山市の株式会社石野製作所での体験について流ちょうな日本語で発表した。

     二人は3D-CAD(三次元コンピューター利用設計システム)を使った回転ずし店のレイアウト作成に挑戦。女性や学生が一人でも気軽に回転ずしが楽しめるよう間仕切りをつけたカウンターなどを提案した。CADを使用したのは初めてで操作に慣れるのに時間がかかったことや用語自体が難しかったなどの苦労もあったという。

     インターンシップ最終日に同社常務や開発部長、設計部長、工場長を前にして行った発表ではレイアウトの完成度の高さや発想力の豊かさを高く評価されていた。インターンシップを通じてチャン・ティ・キム・ガンさんは「新たな店舗レイアウトを考える中で思考力が養えた」と語った。

     越日工業大は日系企業への人材輩出を目指し2015年10月に開学した学生数約3万人の私立大学。日本型ものづくり手法を教育に取り入れるため、「プロジェクトデザイン」や「技術者倫理」「インターンシップ」など金沢工業大のカリキュラムを導入している。

    金沢工業大

    公式HP:https://www.kanazawa-it.ac.jp/
    所在地:〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
    電 話:076-246-4784

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