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営農型発電見学会を開催 学生の発案で企業と銀行が協力

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担当者の説明を熱心に聞く参加者 拡大
担当者の説明を熱心に聞く参加者
台風15号が去った後も支柱やパネルに損傷はなく、無事に見学会を迎えることができた 拡大
台風15号が去った後も支柱やパネルに損傷はなく、無事に見学会を迎えることができた
ニンニク畑の上に広がる太陽光パネルを実地見学 拡大
ニンニク畑の上に広がる太陽光パネルを実地見学

 千葉大学環境ISO学生委員会と京葉銀行(本店・千葉市)が協同で取り組む「ecoプロジェクト」の一環として、学生が発案した「営農型発電見学会」が9月18日、千葉エコ・エネルギー株式会社(千葉市)の協力を得て、同社が所有する千葉市大木戸アグリ・エナジー号機(千葉市緑区)で行われた。

 営農型発電とは水田や畑などの農地に支柱を立てて太陽光発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に行う新しい形の農業モデルでソーラーシェアリングともいう。農地単体よりも経済的に農業経営を行うことができ、エネルギーの自給自足にもつながるため、近年注目を集めている。

 見学会が実施された畑ではニンニクなどの栽培を行いながら、畑の上の太陽光パネルで発電を行っている。当日は千葉大生8人のほか、同行が案内した千葉県内の企業の14人が参加した。ソーラーシェアリング導入・運用面の紹介と実地見学が行われ、参加者は熱心に説明を聞き、質問をしていた。

 見学会を企画した千葉大学環境ISO学生委員会の舘野宏彰さんは、「以前から農業と環境問題の両面を解決する営農型発電に興味があったが、実際に設備を見学するのは初めてだった。導入面や営農面でのメリット・デメリットを考え、さまざまな作物を試している段階ということで、導入事例が増えデータが蓄積されれば次世代の農業形態として期待が持てるシステムであると感じた。また、見学会を通して営農型発電について理解を深められただけでなく、企画を実行する大変さと達成感を体験することができた」と語った。

 千葉エコ・エネルギー株式会社は国内外のソーラーシェアリング業界の最先端を走り、発電事業と農業の共生に取り組んでいる。今回の見学会は千葉大学と京葉銀行と同社の「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という思いが一致して実現した。

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