[PR]
大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学は11月29日、同大学で大阪市東成区と連携協力に関する協定を結んだ。町づくり、コミュニティー育成、市民協働、文化、教育、芸術、環境などの各分野で、それぞれの活動の充実を図るとともに、地域社会の持続的な発展を目的としている。
締結式には東成区長の麻野篤さん、同大学学長の武蔵野實さん、同短大学長の紺野昇さんをはじめとする双方の関係者が出席し、今後の協力事項に関する話し合いを行った。
同学と東成区は、これまでもSDGs(持続可能な開発目標)の啓発に関わるイベントや地域課題PBL(問題解決型学習)等において連携を行う取り組みを進めてきた。今回の協定締結を契機とし、今後は2020年4月に同大学に開設予定の「経営学部経営学科公共政策コース」や、芸術学部を中心とした官学連携事業の一層の充実を図り、学生の学び、および東成区双方の発展に寄与する予定。
学校法人大阪成蹊学園としては今回の連携は九つ目となる。これまで連携協定にもとづいて、学生が地域の課題解決に挑戦するPBLや、自治体職員による特別授業、自治体主催のイベント運営に学生が参加するなどの取り組みを積極的に行っている。