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大学倶楽部・城西国際大

「第1回国際大学フォーラム」開催

城西国際大学の杉林堅次学長は「国際大学間 連携・協働のすすめ」をテーマに話した

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ネットワーク発起人を代表し、九州国際大学の西川京子学長があいさつをした
赤阪清隆さんの特別講演に熱心に耳を傾ける参加者

 グローバルな人材育成のために大学の使命は何かを考える「第1回国際大学フォーラム」が12月5日、城西大学東京紀尾井町キャンパスで開かれた。今後求められる大学の国際化に対し大学間の連携、情報交換を行おうと城西国際大学、九州国際大学、長崎国際大学、関西国際大学の4校が「国際大学間の未来ネットワーク」を立ち上げた。同フォーラムはこの記念講演として開催され、一般、学生など約160人が参加した。今回のテーマは「SDGsのインパクトと国際大学のこれから-教育研究・災害・留学生 多様な連携・協働の可能性について-」。

 最初にネットワーク発起人を代表し、九州国際大学の西川京子学長が「大学改革の大波の中、各大学でさまざまな取り組みが行われている。国際的な人材育成のために大学間でネットワークを築き情報共有していきたい」とあいさつした。

 その後、桜美林大学総合研究機構教授の小林雅之さんが「大学の国際性 現在・過去・未来」と題し特別講演を行った。大学の国際化のためには「相互交流」「開放性」「相互理解と差異の尊重」の3点が必要。また、「国際化そのものは大学の目的ではない。あくまでも研究・教育・社会貢献のための手段であることを見失ってはいけない」と話した。中世の大学、近代の大学、アメリカの大学、コスモポリタン的な国民国家大学の四つの大学をモデルに、それぞれの時代における使用言語、講義風景、特徴について説明した。現在の各国の留学生、授業料政策の違い、オンライン大学、世界的な教育ネットワークを紹介したあと「日本の大学は国際的なネットワークから外れていることが多い」と問題点を指摘した。

 続いて、公益財団法人「フォーリン・プレスセンター」理事長の赤阪清隆さんが「SDGsとグローバル人材をつなぐ」と題して講演を行った。現代は加速度的な技術革新、米国と中国の対立、バイオテクノロジー、気候変動、少子高齢化などといった多くの問題に直面しており「不安定で不確実な時代」だとする。だからこそSDGs(持続可能な開発目標)が必要になっており、特に日本が得意とする「健康・長寿」「省エネ・再エネ、気候変動対策、循環型社会」「生物多様性、森林・海洋の環境保全」にむけ、行動をしていかなければならないと指摘。そのためにグローバルな人材が求められているとした。

 大学講演としては城西国際大学の杉林堅次学長が「国際大学間 連携・協働のすすめ」をテーマに話した。現在、大学名に「国際」という名称がはいっている組織は公立1校、私立30校ある。これらの大学が連携することで複数の大学の人的・物的リソースを効果的に共有することができると話した。

 最後に、関西国際大学の濱名篤学長は「学修成果に向けた大学間連携の可能性と課題」について論じた。同ネットワークは今後、情報交換を密にし一般に積極的に発信していく予定だ。

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