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大学倶楽部・ビジネス・ブレークスルー大

特別公開授業「縄文型ビジネスを学ぶ」

「縄文型ビジネス」について講義を行う谷中教授

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縄文土器作りに挑戦する参加者

 ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学は12月10日に、学部と大学院の合同企画とし、縄文土器づくりを通じて「縄文型ビジネスを学ぶ」公開授業を麴町キャンパスで開いた。BBT大学はオンラインで授業を行っているが、今回は少人数制の特別公開授業とし、一般参加も受け入れ、定員30人の会場が満席となった。

 公開授業の講師を務めたのは、BBT大学経営学部のグローバル経営学科長で、同大学院のMBAコースで教壇に立つ谷中修吾教授。マーケティングや事業開発を専門とする谷中教授は、縄文時代の英知を現代ビジネスに生かすイノベーション論を体系化し、著書「最強の縄文型ビジネス」で丸善などの大手書店の週間ベストセラー1位を記録した実績を持つ。

 公開授業では、出席者にミニチュア縄文土器作りのキットが配布され、自由な発想で土器を作るワークショップから始まった。参加者がそれぞれ独自の形状を持つ縄文土器を作り上げると、谷中教授は「そこには自分の価値観が投影されている」と指摘した。

 縄文時代を象徴する火焔(かえん)型土器は、口縁部に突起を持つ装飾で知られるが、煮炊きする調理の入れ物であったことが分かっている。機能面が重視される現代の調理器具とも比較し、縄文人は利便性を第一義とする社会とは異なる価値観を持っていた点を指摘した。ここに、現代ビジネスにおけるイノベーションへの示唆が隠されていると言う。

 谷中教授は、自然と共存共生した縄文時代のムラの経営モデルを分析し、直感的・協調的で自由な発想などを特徴とする「縄文型ビジネス」を定義。一方、水稲農耕に移行した弥生時代のムラの経営モデルを、計画的・競争的でコンプライアンス重視などを特徴とする「弥生型ビジネス」と定義した上で、両者を対比して解説した。

 現代の企業経営の多くは「弥生型」に傾倒しており、新しい発想が生まれにくい。しかし、「縄文型」を上手に取り入れることで、ビジネスの現場で面白い事業開発ができる。谷中教授は「ロジカルに考えることも大切だが、縄文土器の突起のように、一見すると無駄に思うことにイノベーションを起こすヒントがある」と会場に語り掛けた。

 公開授業に参加した女性は「縄文時代からビジネスを学ぶという視点が面白いと思った。縄文型と弥生型それぞれの良さを自身のビジネスに生かしたい」と感想を述べた。

ビジネス・ブレークスルー大

公式HP:http://www.school.ohmae.ac.jp/
所在地:〒102-0084 東京都千代田区六番町1-7
電 話:03-6271-0757

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