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「第11回大学コンソーシアム八王子学生発表会」(大学コンソーシアム八王子主催、八王子市教育委員会後援)が12月7、8日、東京都八王子市の八王子学園都市センターで開催された。八王子市長に直接提案する「学生が八王子市長へ直接提案!~最終選考会~」市政提案部門で創価大経営学部の安田賢憲ゼミが最優秀賞に輝いた。
同ゼミでは2年連続の受賞となった。発表会は、大学コンソーシアムに加盟する25大学などに通う学生が、研究成果やアイデアを発表し、産学連携や地域活性化につなげることを目的に開催されている。同部門には、24団体から選抜された8団体が登場し、同大からは4団体が進んだ。
最優秀賞に輝いた安田ゼミのチームAmorは「誰もが地域とつながりを持てる社会へ」をテーマに、八王子市が高齢者の社会参加を促すさまざまな取り組みを行っているが、必ずしもうまくいっていない点に着目。その中でも、行政が運営する社会参加を促すサイト(はちコミねっと)の改善提案を利用者、コミュニティー、行政へのヒアリング調査に基づいて発表した。
市長は「高齢者の社会参加は重要な課題であり、その促進を目指すサイトの改善提案を詳細な調査に基づいて報告した点は大いに評価します。関係部署と連携をとり、前向きに検討したい」と話す。
リーダーの同学部3年、西尾ひとみさんは「今後は八王子市と協力し、提案の実現に向けて取り組みたい」と述べた。
同大からは国際教養学部の小出稔ゼミが特別賞(第3位)を受賞したほか、創価女子短期大学の水元昇ゼミが優秀賞(第2位)、亀田多江ゼミが奨励賞(第4位)を受賞した。