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大学倶楽部・桜美林大

高等教育政策を考えるシンポ開催 300人が参加 新宿キャンパスで

パネルディスカッションには多彩なメンバーが登壇し、白熱した議論が展開された=2020年2月16日、東京都新宿区の桜美林大新宿キャンパスで、同大提供

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 桜美林大は2月16日、東京都新宿区の同大新宿キャンパスでシンポジウム「2020年以降の高等教育政策を考える~グランドデザイン答申を受けて~」(後援・日本高等教育学会)を開催し、教育関係者ら約300人が参加した。

 冒頭、主催者として桜美林大総長の佐藤東洋士・桜美林学園理事長があいさつし、同大特命副学長の田中義郎・同学園常務理事が趣旨説明をした。続いて、筑波大の永田恭介学長(中央教育審議会大学分科会長)が「我が国の明日に向けた高等教育と課題」と題した基調講演を行った。永田学長は18年11月に中教審が答申した「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」について、18歳人口が急減する中で、どう高等教育を革新していくのか、また、地方を支え、地域集約型経済や地域分散型社会を目指すため、デジタル技術などを生かせる人材育成の重要性を説明した。

 さらに、教育改革の事例として、筑波大で進められている入試改革や学びの質保証などについて紹介。この中で、19年度入学者からデータサイエンスを必修化したことについて触れ、学際的な学びや国際性を身に付けるために、国公私立の枠を超えた大学間連携をしながら、時代に合わせた学びとして、幅広い知識を基盤とした俯瞰(ふかん)的、複眼的な視座を持った学生を育てたいと話した。

 この後、永田学長、元大阪府立大学長の奥野武俊名誉教授(元公立大学協会会長)、私学事業団の清家篤理事長(前慶応大学長、元私立大学連合会会長)、前中教審会長で三井住友銀行の北山禎介名誉顧問、桜美林大大学院の小松親次郎教授(前文部科学審議官)がパネルディスカッション。モデレーターは桜美林大大学院の小林雅之教授(日本高等教育学会会長)が務めた。

 パネリストは国立大、公立大、私立大のトップ経験者だけでなく、産業界トップ、官僚経験者という多彩な顔ぶれだけに、話は多岐にわたった。2040年は昨年生まれた子どもたちが大学を卒業し、社会人になる年となる。そのことを踏まえ、「世の中が急速に変わる時代だが、一つ一つの施策をチェックしながら、それに合わせて新たなアクションを起こし、自ら考え行動できる自立した子どもを育成しよう」といった指摘がパネリストから提示されていた。【中根正義】

桜美林大

公式HP:http://www.obirin.ac.jp/
所在地:〒194-0294 東京都町田市常盤町3758
電 話:042-797-1583

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