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和洋女子大学の服飾造形学科4年生による卒業制作ファッションショーが、24日、和洋学園体育館で行われた。51人の学生が、自身で制作した着物やドレス、民族衣装等を身にまとい、ランウエーを歩いた。
服飾造形学科長の 塚本和子教授から開催にあたり次のようなあいさつがあった。
「新型肺炎の感染拡大を考え、ショーの中止も考えました。しかし、学生たちはこのショーを目標とし、4年生の日々を費やして準備を進めてきました。この機会をなくすと、他に衣装を出す機会がありません。たくさん協議を重ねた上でこのショーを行うことをどうか、ご理解いただけますようよろしくお願い致します」
4年間の集大成である作品は、学生の思いが込められており、白無垢(むく)や訪問着等の和裁、舞台衣装から着想を得たドレス、昭和レトロポップをイメージしたワンピース、少数遊牧民トゥアレグ族の民族衣装等、多彩で個性的だった。300人強の観客は、学生たちが作りあげた各作品の世界観に魅了されていた。
今回の作品は、近く同大学のホームページで公開される予定。昨年度以前の作品は、こちらから見ることができる。